野草野菜発酵素源液 酵草源

工場見学レポート

2013年8月上旬に社員一同で『酵草源』を作っている工場の見学に行ってきました! 製造工程など資料を読んで知識としてわかっていましたが、実際に作られるのを見るのはみんな初めてです。

工場について説明のビデオを見た後、用意してくださった見学用の帽子・白衣・マスクを装着して見学に出発です。工場の入り口はロックされていてカードをかざさなければ入ることができません。商品の品質、菌の状態を保つため、しっかりとしたセキュリティで守られています。見学時は工場の方がロックを解除してくれました。

煮出した後の野草は水気を絞ったあと、肥料として利用されたり、もう一度煮出すものと混ぜられたりします。発酵室ではモーツァルトの流れる部屋のなかで女性スタッフの方が慣れた手つきで樽を混ぜていました。よく写真で見られる激しい発酵の様子は原料を樽に入れてから2週間ぐらいで起こるもので、その後、だんだん落ち着いてくるそうです。見学時はちょうど1ヶ月ぐらい経った樽が目の前にあり、激しい動きはありませんでしたがよく見みると樽の中で細かい泡がポコポコと静かに動いていました。

撹拌体験

撹拌体験コーナーでは、実際に使われている樽と同じものが置かれ、オールのような大きさのかき混ぜ棒で樽のなかをかき混ぜます。工場を見学しているときに、女性の方が撹拌作業をされていたのですが、見るのとするのでは違います。実際にやってみると、混ぜるのは大変。力の入れ具合やかき混ぜ方などかなりコツが必要でした。樽ひとつを混ぜるだけでも大変なのに、撹拌をされる方は1日に何十という樽をかき混ぜるのですから、かなりの重労働です。撹拌は機械化できる部分かもしれませんが、そこをあえてのこだわりでずっと手作業で撹拌されています。また、撹拌作業を女性スタッフ限定で行うのもこだわりのひとつです。

かき混ぜには女性のしなやかな手の動きが一番ぴったりなのだとか。男性スタッフは研修で撹拌作業の経験はするものの、実際に撹拌を行うのは女性スタッフに限られています。
撹拌体験室の隣には原料の検査をする部屋がありました。こちらでは採った野草の検査をされています。妙高の山に生えている野草が素晴らしいものであることは間違いないのですが、そうはいっても自然に生えているものです。そのため、万が一のことがあってはならないと毎回丁寧に検査をされているそうです。

農場見学

昼食の後は、『酵草源』で使われる野菜を育てている農場を見学しました。
農場では無農薬栽培をおこなっているため、虫がいっぱい。足をすすめるたびにコオロギやバッタなどが飛び交うにぎやかな畑です。農薬を使わないため雑草も生えていますが、その中で野菜たちがたくましく育っていました。てのひらぐらいありそうな大きなピーマンが鈴なり状態、オクラもものすごい大きさです。
「無農薬なのでそのままもいで食べられますよ」というお言葉に甘えて、にらの新芽やオクラにかぶりつくと口の中にほのかな甘みが広がり、野菜そのものの美味しさが感じられました。
こちらの農場は冬になると雪が積もり、ゴールデンウイークごろまでは雪で埋まるそうです。足元は土がふわふわで、豊かな土壌であることが感じられました。雪から解けだしたミネラルが土にしみこんで、こんなに豊かな土になるのでしょうね。

工場見学を終えて

●妙高高原の大自然の中、山を切り開いた畑で無農薬・有機栽培で育てられた大地の力いっぱいの野菜をそのまま食してきました。これらの野菜と元気な野草を原料として工場の中でひとつひとつ手作業で大事に作られる酵草源。工場の方々の温かい人柄もそのまま商品になっています。素晴らしい商品に出会えたことに感謝です(S)

●まず、工場がある妙高に着いてここまで大自然が残っていることに大変驚きました。工場では徹底した管理体制がとられ、特に培養中の樽の管理などは外気が入らないよう隔離されています。また、原料には昔から変わらず自生している野草をはじめ、ほとんど農薬を使わずに育った野菜や果物を厳選して使用おり、商品に対するこだわりに共感しました。昔ながらの製法を守りつつ、新しい設備投資や管理体制を取り入れるところもとても勉強になりました(G)

●自社製品の製造へのこだわりと自信が感じられました。社風の印象もとても心地よく、工場内は清潔感があり、管理体制が徹底していると思いました。(O)

●見学時に印象的だったのは、工場長さんの「うちの会長は商品を『作る』とは言いません。『育てる』と言います」という言葉です。作っている方々の商品への愛を感じました。徹底したこだわりで作られる『酵草源』。社員一同ますます『酵草源』が好きになって帰ってきました(S)

●初めての工場見学だったのですが、一つ一つの工程がしっかりしていてとても丁寧に行われており、菌に対するこだわりや、外から別の菌が入らないようにする管理体制が素晴らしいと感じました。また、女性が一人で大量の樽を一つ一つ丁寧に撹拌しているのにもこだわりの強さを感じました。私も実際に撹拌体験をさせていただきましたが、とても難しく体力が必要な作業でした。(S)

株式会社健蘇社

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